プログラム概要OUTLINE

プログラムの目的PURPOSE

病院経営は、社会的に高い責務を果たしつつ、サステイナブルな経営を実現することが求められます。よって、絶対解の無いと言われる経営課題に対して正面から向き合い、課題解決へ向けて行動できる実践的経営人材の育成が求められています。本プログラムは、ケース討議を通じ、ますます厳しくなる経営環境において、創発性に富みかつ課題発見と解決力・実行力のある実践的病院経営人材の養成を目指します。さらに、本プログラムでは、3つの「できる」人材養成を目標にしています。

3「できる」人材養成

  1. 政策・経営・現場のレイヤー(三層構造)で見ることが“できる”
  2. 単なる経営知識でなく、「考える力」を持つことが“できる”
  3. 他職種や他産業からの知見を医療経営に取り入れることが“できる”

プログラムの概要INFORMATION

本プログラムは、文部科学省平成29年度大学教育再生戦略推進費「課題解決型高度医療人材養成プログラム」の「病院経営支援に関する領域」に採択された『ケースとデータに基づく病院経営人材育成』として実施されます。大学病院はじめ高度急性期病院のミッションは、技術革新に支えられた先進的医療の開発と、個人のニーズに即した質の高い医療サービスの効率的提供の両立であり、あわせて地域医療連携の中核としての幅広い役割を果たす必要があります。このように、社会的に高い責務を果たしつつ、サステイナブルな経営を実現するためには、絶対解の無いと言われる経営課題に対して正面から向き合い、課題解決へ向けて行動できる実践的経営人材の育成が求められています。したがいまして、本講座の特徴であるケース討議を通じ、先進的医療の開発・実践拠点たる地域の中核病院の経営に関して、創発性に富みかつ課題発見と解決力・実行力のある実践的病院経営人材を養成を目指していきます。本プログラムを通じて、医師、看護師、薬剤師、病院経営事務スタッフ等、未来の病院経営を担う人材を育成していきます。

本講座に求められる人材HUMAN RESOURCES

大学病院・高度急性期病院等の地域での医療の中核を担う医療機関の医師・看護師・薬剤師・病院経営事務スタッフ等で、病院経営に関する知見や専門性を習得したいと考える方が望まれます。また、これからヘルスケアビジネスを展開する際に病院経営の実態を理解しておきたい医療関連企業人材も望まれます。